本来は、モーターの軸の回転により、モーター本体が反対向きに押される力を反トルクと呼びますが、その力の方向をリアを押し下げる方向にかかるようにして駆動輪であるリアタイヤを地面に押し付けることでスロットルオン時にトラクションを上げようとする仕組みを、ラジドリでは反トルクと言います。
逆に、モーター本体がリアを押し上げる方向にかかるようにする仕様を、正トルクと言います。
正トルクでは、スロットルオンによりフロント側が沈みこむことになるため、リアトラクションは下がる(加速時の挙動がマイルドになり扱いやすくなる)代わりにステアリングが効きやすくなると言われています。
反トルク、正トルクは、モーターがシャーシに対し横向きに配置するシャーシに意識すべき効果です。
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ドリパケ、GRKシリーズなど、モーター縦置き型のシャーシは左右の方向に作用しますので、通常は反トルク、正トルクを意識しません。
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また、正トルク、反トルクの切り替えは、ピニオンギアとスパーギアの間などにカウンターギアを追加し、ギアの回転方向を変えることで実現します。(その際、アンプ設定にて、前進、後退を逆にします)
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