走行テクニック第2回目は、速い走りをするための技、グリップしながら減速!
私は、ドリフトラジコンにも関わらず、速いマシン作りにしか興味ない、と言っても過言ではない変わり者?です(笑)
速く走るためには、とにかくドリフトしないのが重要(笑)
曲がりきれないような、ドリフトせざるを得ないコーナーでは、必要最小限のドリフト角度で走る!(笑)
効率よく加速するには、ホイールスピンしないよう、ゆっくりスロットルを強めていきますよね。これは皆さんご存知かと思います。
なお、タイヤがグリップしているか空転しているかを目視できるようにしておくと、グリップ限界の感覚が養えます。
具体的には、明るい色のホイールを使うとか、ホイールのスポークの一本に、明るい色をつけておく等。タイヤにホワイトレターを入れておくのもカッコいいですね。
で、意外に意識できていないのが、グリップしながら減速!(私だけ?)
例えばS字コーナーで、最初のカーブ手前での減速の際に一気にスロットルを弱めてしまうと、リアタイヤがドリフトしてしまいます。
実は、一度ドリフトし始めると、グリップさせ直すのには時間が掛かります。グリップ中はドリフトさせづらく、ドリフト中はグリップさせづらい特性があるためです。
ドリフトの間、車速は上げることができませんので、S字後半のコーナーは車速が上がらず、ひいてはS字後の立ち上がりも遅くなります!
ですので、減速する際もグリップを維持させる事が重要ですが、やり方は加速時の逆で、優しくゆっくりスロットルを弱めていきます。
また、減速するだけで、停止させるわけではないので、スロットルの完全オフまで下げてはいけません。車速に応じたスロットルに弱めます。
これにより、ぐぐっと速やかにグリップしながら減速でき、後半のコーナーも速度とグリップを維持した状態で進入でき、ひいては高い速度で立ち上がっていけます。
うまくできると、実はドリフトで減速するより、グリップしながら減速の方が減速度が高い事も、次のアクションへのイニシアチブになります。
ドリラジなんだからドリフトしろよ!と言われそうですが、全くその通りです(笑)
ただ、後追いの際に、引き離された先行車に詰め寄る場合等のテクニックとして、体得しておく分には損はありません!