私の持論ばかりのオレオレ理論ですが(笑)、今回は、恐らく誰しも納得する、というか当たり前な内容かなと思います。しかし、意外に?確認し忘れがちなところかと思いますので、掲載します。

タイヤを浮かせて、コロコロタイヤを回すと、ヘナヘナと回転がブレて回ってないですか?

ヘナヘナ回っている状態で走行すると、リアの場合はトラクションが低下します。フロントの場合は、フロントタイヤが抵抗になって車速が乗らなくなります。 せっかくシュルシュルベアリングを付けても、その効果を最大限活かせなくなります。

とはいえ、影響は大きくはないため、ストイックなコンペマシンにしたい方以外は、あまり神経質にならなくてよいですが、私は速いマシンを目指している関係上、気にするようにしてます。

ヘナヘナになってしまう原因は主に以下の3つです。

1.ホイールがおかしい

2.ハブがおかしい

3.ハブの取り付けがイマイチ

「1.ホイールがおかしい」は、何度もクラッシュするとホイールの中心の穴がブレてきたり、ホイール全体が歪んでくることが要因です。 経験上、特に、2ピース構造のホイールや、最近流行りの柔らかい素材のホイールは、強度が弱く、要注意です。 私は柔らかいホイールが好きではないため、ヨコモのレーシングパフォーマーのハイトラクションホイールを使ってます。

ヨコドリレギュレーションにも対応(笑)

ハイトラクションと言う割には、カッチカチのホイールです(笑)

また、タイヤ固定用のスポンジが不要な構造のため、経済的ですし、軽量化や、スポンジの巻き方のブレによるトラクション減少も防止できます。

次、「2.ハブがおかしい」ですが、ノーマルのハブは樹脂製が多いと思いますが、ホイール同様、だんだん変形してきてヘナヘナになります。 ですので、別売りのアルミ製に交換することをオススメします。 ただ、アルミ製でも、メーカーにより精度がイマイチなものがあり、どのメーカーかは伏せますが、あまり安価なものは避けた方が良さそうです。

最後、「3.ハブの取り付けがイマイチ」ですが、これって意外に気づいてない方が多いんじゃないかなと思います。 てか、私は最近気づきました(笑)

ハブ取り付けの際、以前私は指でナックル側に押し付けながら、ハブのビスを締め付けていました。 しかし、これだと、かなりの確率でヘナヘナになります。 一方、ナックル側にいっぱいいっぱい押し付けた後、ビスを回す際はハブを押し付けず、自然に任せておくと、きれいな回転になる確率が高いです。

アクスル一体型はヘナヘナになりづらいですが、通常のハブでもちゃんと付ければ大丈夫です。

面倒ですが、タイヤ交換や、ベアリングメンテした際は、ヘナヘナ回ってないか確認し、きれいに回るまで何度か取り付け直しするとよいかと思います。